薬膳では、「節気」(せっき)に合わせて食材を考えて、体の調子を整えます。
5月5日は、立夏(りっか)です。夏という言葉が含まれる通り、気候がだんだんと暑くなります。つまり、陰が消えていき陽気が強くなるということです。
昔、病気を予防するために菖蒲雄黄酒(しょうぶゆうおうしゅ)というものを飲んでいたそうです。邪気を払う菖蒲の根っこと雄黄という鉱物を少し入れたもの。雄黄にはヒ素が含まれていて、毒がありますので…毒で解毒するという考えがあったようです…。※現在では、飲まれていません。
気候が暑くなるため、涼性の食材を取り入れましょう。身体を冷やす働きを持っています。
きゅうり、セロリ、麦、粟、卵、葛、薄荷、鴨肉など
♫ミント緑茶
♬きゅうりときくらげのナムル
♪粟と棗のお粥
等…、爽やかな食材が多いですね。食欲が湧いくのでぜひ試してみてください。