果物の適正量

 栄養指導をしていると、健康への意識で果物をたくさん食べている方が多く見られます。

 汗をかいたときにスイカ、ビタミン補給のため朝フルーツ、りんごを必ず食べるなど。血液検査の結果がその影響かは、確定出来ませんが、果物の適正量をお話しすることが多くあります。

 厚生労働省からは、1日200グラム以上食べましょう!高血圧、心筋梗塞のリスクが下がります!と提唱されています。

 しかし、中性脂肪が高い方は、果物のとり過ぎに注意しなければなりません。

 意識的に摂取していた方には、落ち込む要因になってしまいます…。

 薬膳では、症や体質、体調によって、取り入れることはありますし、禁忌のこともあります。糖尿病の養生では、糖分や果物は控える等です。現代の様にスイーツがたくさんあるわけではないのですが、果物には気をつけるようです。

 薬膳では、ドライフルーツを使うことも多いです。日本のドライフルーツの量は間食として1日200kcal(ドライフルーツ60グラム程度)です。美容効果が期待できるとして人気ですが、糖分が多く含まれているので食べ過ぎ注意です。

 甘くてさっぱりしている果物は、美味しいし美容効果が高いと思いますが、現在のご自身の状況に合わせての摂取をしていきましょう。