調味料は、現在たくさんの種類があります。薬膳料理を作る際には、調味料より食材や作用のほうが大切です。シンプルな塩味や薄味を心掛け、素材の性質や旨味を生かすように心掛けましょう。
①油…油には、潤す働きがあります。素材の水分を保ち香りやコクを補います。そして、皮膚や髪の毛、臓腑の乾燥を防ぎます。
②塩…なるべく薄味にしましょう。タンパク質を凝固する働きがあります。先に塩をふるとタンパク質が固くなります。
③醤油…肉や魚料理に使います。色や香りを付け、味を調節します。
④紹興酒…生臭さを取り除き、風味を良くし食欲を誘います。
⑤黒酢…独特なよい香りとやわらかな酸味で食欲を誘います。消化を促進します。
⑥蜂蜜…味を調節し、色を付けます。砂糖の代わりに甘味として使います。
⑦ねぎ、生姜、にんにく、胡椒、山椒、唐辛子…特徴ある風味で食欲を誘います。消化を促進します。
これらの調味料が昔から使われていたのですね!!シンプルイズベスト!素材の味を引き立てて、楽しい薬膳ライフを送りましょう!