調理の基本として、中国では、「烹調」(ほうちょう)といいます。烹は、煮込む意味で「調」は調和調節整えるという意味です。薬膳では、この烹調の技術を重要視しています。
烹方とは、加熱することです。火の加減には、強火、中火、弱火、余熱があります。効果としては、
①殺菌消毒
②消化吸収しやすくなる
③おいしくなる
④仕上がりの食欲を誘う
そして、調は、調味料により、身体の状況に合わせて調味します。以下の効果があります。
①生臭さを取り除く
②おいしさを増す
③味、作用を確定する
④色を豊富にして見た目を美しくして食欲を誘う
この基本を踏まえて、色々な薬膳料理を作っていきましょう。