スーパーマーケットに行くともやし コーナーが広く展開されています。その中でも色々な種類のもやしが売っています。一番安いのは 緑豆のもやしです! 1袋20円ぐらいで買うことができます。家計の味方!有り難いですね~。
それも、美味しいのですが …中には 「豆もやし」が売っています。 豆もやしとは 大豆を発芽させて栽培したものです。 韓国の本場ナムルは必ず大豆もやしだそうです。 大豆の部分が少し硬いので歯ごたえがあります。
ただし、大豆もやしは少しお値段が高い!! (見切り品になっていることも時々あります…。)両方とも美味しいのですが 薬膳で言うと 働きが少し違います。
大豆は分類で言うと 利水滲湿(りすいしんしつ)類です。 利尿作用により体内の余分な水を排泄させてくれます。 水の代謝が異常となった時、 体内に余分な水がたまり、むくみ 、下痢 、痰 などの症状になります。 そして めまい、 黄疸、 皮膚炎、 排尿痛、 血尿などの時は利水作用のものを取るといいです 。
大豆は色々な加工品にされています。 畑のお肉と言って良質植物性タンパク質です。 大豆は、疲れ、 むくみなどを取ったり、 便秘 、がん予防などの効果があります。 大豆自体は消化にしにくいので食べ過ぎに注意をしてください。
ちなみに…もやしは自宅でも栽培できるそうです。乾燥の大豆を買ってきて、水にさらして放置すると発芽します。 但し、 細菌の繁殖 もあるので十分に注意してください!
緑豆もやしの分類は清熱解毒(せいねつげどく) 類です。 中医学では、体内の熱が盛んな時に熱毒が生じると言われています。 例えば、 喉が痛い、ニキビ、 吹き出物、かゆみ、 皮膚の化膿などの症状、また高熱、 出血が出る時、 食中毒の時です。 そういった時は 緑豆が おすすめです。 体を冷やす働き、 解毒、 暑さを冷やしてくれる働きがあります。
もやしでも色々な種類があるのでそういった 面で選んでみるのもいいのではないでしょうか。