薬膳料理によく使われる【陳皮(ちんぴ)】。皆さんご存知の通りみかんの皮を乾燥させたものです。作り方は、簡単。みかんの皮をよく洗い、中身は食べて…残った皮を乾燥させるだけです。
薬膳の先生が、陳皮は10年寝かせたものだとおっしゃっていました。陳は古いという意味です。寝かせていないものは【橘皮(きっぴ)】と言います。
陳皮や橘皮は、様々な使い方があります。お料理、お茶、お風呂に入れる、消臭剤代わり等。
普段捨ててしまうみかんの皮が、こんなにも素晴らしいとは!
陳皮、橘皮は、薬膳では「理気類」に分類されます。気の巡りを良くし、内臓の働きを促します。また、ストレスが溜まった時に詰まりを促す効果も。そして、体を温めます。
細かく刻んで、お料理に入れるだけ。紅茶に入れるだけ…お風呂に入れるだけと、とても簡単に使えます。
皆さんも、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。