春菊はハーブ!?

 いつも生協で野菜セットが毎週届くように注文しています。 そうすると普段買わないような野菜が届いて、とても楽しい気分になります。また、新鮮な状態で旬の野菜が届きます。

 今日は、その中に春菊がありました。 表示をよく見ると 「生食でサラダでも食べられます」と書いてありました。

そこで… 生のまま食べてみることにしました! 今晩の夕飯は ハンバーガー!!その中に生の春菊を入れてみました。題して春菊バーガー! すると…サクサクで、 柔らかい食感の中にとてもいい香りが充満しました。 これを食べた時に春菊はハーブだ!!と感じました。

 皆さんは 春菊を生で食べたことがありますか? おしゃれなレストランの前菜などで上に少し生の春菊があしらわれてあったことがありました。 しかし、家で食べる時はいつも 茹でて胡麻和えにしたり、 お鍋に入れたり…と、 加熱をすることがあたりまえになっていました。 生で食べると 本当に美味しいです! 茎も固いと思っていたのですが全然そんなことはありません!! 春菊の独特の香り成分には、α-ピネン、ベンズアルデヒド等、 様々な香り成分が含まれています。

 春菊は 薬膳料理でも使われます。薬膳の分類では【化痰止咳平喘類】と言います。 つまり 痰を消す作用があります。 咳や喘息の症状を軽くしたり、止める作用もあります。呼吸機能改善したり、喘息を改善してくれます。 春菊を使った料理では、煎じて濾して氷砂糖を加えて飲むと痰を取って咳を抑えてくれます。

 眠れない時や便秘の時、また食欲が減っている時、口臭を改善するなどの効果もあります。ただ、 下痢をしている方は食べない方がいいそうです。

栄養的にもビタミンに富む食材の春菊。旬は3月から5月です。 柔らかい葉っぱがとても食べやすいので、色々なお料理に使ってみてはいかがでしょうか。