春の薬膳

春は立春から始まります。冬の寒さがだんだんと暖かくなります。体の中では、陰気が少しずつ弱まり陽気がだんだんと強くなります。

春は肝臓の機能が盛んになります。この季節に良い春の食材をご紹介します。

①補陽作用(陽気を補う)のあるものを食べましょう

→米、大棗(なつめ)、落花生

②気を上昇、発散させる効果のあるもの

→ネギ、 生姜 、香菜(パクチー)、 紫蘇 など

③補血(血を補う)、滋陰(全身の水分を補う)の働きかある食材を使う

→補血:にんじん、ほうれん草、干しブドウ、レバー、滋陰:いちご、アスパラガス、松の実、ごま

☆簡単オススメ、春の薬膳料理

♪ほうれん草とレバー炒め

♪アスパラガスの松の実和え

♪にんじんとレーズンのラペ パクチー乗せ

春は五月病という言葉があるように、精神的にイライラしたり、新しい環境に慣れるまで体調を崩しやすい季節です。

肝臓は、感情のコントロールに重要な役割があります。肝臓を労り、薬膳の食材を取り入れることで、気の巡りをスムーズにしましょう!