五月病という言葉がありますが、皆さんは、ストレスや緊張から、体調を崩したりしていませんでしょうか?
三年前のコロナ禍では、全ての人がストレスを抱えたことと思います。
私自身も、コロナ禍での引っ越し→新しい環境で知り合い無し→転職と立て続けに環境が変わり…適応障害になりました…。
泣くことが増え、頭がボーっとしていたり、間違えも多い。体がダルく、頭痛、不眠、白髪が増える等など、沢山の不調を感じ3年間ですっかり老け込んでしまいました…。
仕事は、同僚の方々のサポートがありなんとか出来ていたので、鬱病の手前で踏ん張っていた感じです…。
去年、また引越しがあり、慣れた環境に戻りました!すぐにメンタルが回復するかな〜と思ったのですが、頭痛や顔色が少しずつ回復している状況です。
皆さんも色々な厳しい状況や悩みがあると思います。逆に、毎日ハッピーで前向きな方も。つまり、ストレスを和らげながら悪くなりすぎないように心掛けて生活することが大切になってきます。
今回は、薬膳の面からストレスについてお伝えさせていただきます。
中医学の診断では鬱証(うつしょう)といいます。長期間にわたる精神的な緊張、不安などストレスによって気の巡りが滞り起こる病気です。感情を七情といい、その中の「怒」(気が上がる)、「思」(気が結ぶ)、「悲」(気が消える)などの症状が現れます。
これら感情の刺激により、五臓の「肝」「心(しん)」「脾」の機能が悪くなって来ます。
肝は、怒り、せっかち、我慢しすぎるなどにより肝の機能が悪くなり、気の流れか滞る気鬱の症状が現れます。
心と脾は、心配事や悩み、悲しみなどの精神的な緊張が続くと脾の機能が低下し消化機能が低下します。心の機能、血流が滞り精神に不調を来します。
それでは、次回、症状によるオススメ食材等のお話しを書いて行きたいと思います。